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ユーザー実験準備室

ユーザー実験準備室は、実験に必要な試料の作製、調製、特性評価、加工等に利用することができます。MLF内とIQBRC内にありますので、用途に応じてご利用下さい。

実験準備室の利用には申請が必要です

申請方法は「実験準備室等利用手続き」を参照して下さい。

MLF内(管理区域内)

MLFには第1実験準備室第3実験準備室第2実験ホール実験準備キャビンの3部屋があり、測定前準備、測定後の処理などのために 実験試料を取り扱うことができます。 以下の通り、取り扱う試料により利用する部屋が異なります。

照射前試料 第1実験準備室内で取り扱うことができます。ただし、原則として、重水・重水素化液体は、照射前であっても第3実験準備室内のみでの取り扱いとなります。
照射後試料 第3実験準備室内で取り扱ってください。
照射前のバルク試料 第2実験ホールにある、第2実験ホール実験準備キャビン内でも取り扱うことができます。第2実験ホール実験準備キャビンは、BL16横にありますので、BLによっては、第1実験準備室よりも近いので便利です。

詳細は以下のリンクを参照してください。

J-PARC研究棟内

SE調整室 高圧実験準備エリア

SE調整室 高圧実験準備エリアは、セラミック加工室、及び高圧開発エリアからなります。

セラミック加工室は、J-PARCで利用する機器やその部品、実験治具等の製作、加工のうち、主にセラミックを加工対象とするものに利用できます。また、高圧開発エリアは、実験準備やオフラインでの予備実験等に利用できます。

利用の際には、事前の利用申請書の提出と安全教育の受講が必要になります。利用申請書の提出や安全教育の受講等に関する問い合わせは、高圧実験準備エリア管理者(hp-labmlj-parc.jp)までお願いします。

IQBRC内

ユーザー実験準備室 I 試料加工 (IQBRC B401)

固体試料の切削加工を行うための機材が整備されています。

利用可能な実験機器
卓上旋盤卓上ミニ旋盤
精密試料切断機バンドソー
精密ボール盤ミニ・ラボカッター
マッフル炉真空乾燥機
ホットプレートハンドポンプ
ズーム実体顕微鏡マイクロスコープ
精密天秤小型NCフライス盤
NC旋盤レーザー加工機
IQBRC B401

ユーザー実験準備室 II ハードマター (IQBRC B402)

固体試料の作製や特性評価を行うための機材が整備されています。

利用可能な実験機器
SQUID磁束計PPMS
ドラフトチャンバー精密天秤
真空デシケーター真空グローブボックス
レーザー分光計ラボカッター
マッフル炉管状雰囲気炉
FZ炉X線回折装置
ステップカッター 
IQBRC B402

ユーザー実験準備室 III バイオ・ソフトマター (IQBRC B403)

ソフトマター系試料の合成、調整、特性評価を行うための機材が整備されています。

利用可能な実験機器
ドラフトチャンバーpHメーター
純水製造装置精密天秤
超音波洗浄機真空デシケーター
遠心分離機ホットプレート
マグネチックスターラーアスピレーター
紫外可視分光光度計ボルテックス
ウォーターバスマントルヒーター
真空ポンプ遠心分離機(マイクロシックス)
マルチエアーステーションドライヤー
蛍光分光光度計フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)
ポリシーラーハンディーUVランプ
ドライテフロン真空ポンプ示差走査熱量計(DSC)
スピンコーター 
IQBRC B403

その他ユーザー施設

ユーザー情報交換室 IQBRC B404A

コーヒーなどを飲みながら気軽に情報交換が行えるスペースとなっています。

IQBRC B404A

ユーザーデータ解析室 IQBRC B404B

実験で得られたデータの解析などを行うことができます。

IQBRC B404B

ユーザー休憩室 IQBRC A405 & A406

男女別にユーザー休憩室を準備しています。

ベッドは各部屋それぞれ4ブース準備していますので、疲れた際には仮眠をとることができます。実験、データ処理作業など深夜までの作業で疲れた際にご利用ください。

IQBRC A405 & A406