トップ » 実験に関するルール » 入退室管理

入退室管理

実験ホール内は放射性物質で汚染されている可能性がある第1種管理区域で、下表に示す通常の第1種管理区域の“1種B”のエリアと表面汚染低減区域の“1種C”のエリアに区分されます。

表:実験ホールの管理区域区分

区分 通常の第1種管理区域(1種B) 表面汚染低減区域(1種C)
説明 表面汚染が想定される 表面汚染のおそれのある作業はできない。
服装等黄衣、専用靴(黄色)
黄衣 専用靴(黄色)
専用靴(白色)
専用靴(黄色)
主な場所BL11、第3実験準備室 実験ホール、通路、第1・第2実験準備室等
備考 ヘルメットは実験エリア専用のものを利用する。

1種Bのエリアは表面汚染が想定されるエリアで、黄衣を着用し、黄色の専用靴を履きます。主な場所は、ビームライン11番、第3実験準備室です。1種Cのエリアは表面汚染のおそれのある作業はできないエリアで白色の専用靴を履きます。黄衣の着用は不要です。主な場所は実験ホール、第1・第2実験準備室等です。

不要な手荷物は、事前にMLF2Fロッカー室またはJ-PARC研究棟3Fユーザールームのロッカーに保管してください。

退出の際は手足に放射性物質が表面に付着していないことを確認(汚染検査)すると共に、持ち込んだ物品も全て汚染検査の後に持ち出すことが義務づけられております。汚染検査室には、物品の汚染検査用に2台の物品搬出モニターが設置されています。その内、1台はサイズ300mm x 350mm x 145mmまで、もう1台は440mm x 400mm x 400までの物品の汚染が出来ます。これらのサイズを超えた物品を搬出する際は係員による検査が必要になるため、オフィスアワーのみの対応となります。