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組織

MLFは、大強度中性子ビームおよび大強度ミュオンビームを用いた先端的な実験装置を国内外の研究者に供し、多くの学術的、産業的な価値を有する成果を創出するために、以下のようなセクションを設置し、施設の高度化のための研究開発およびその維持管理を行っています。

中性子源セクション

大強度陽子ビームを用いて核破砕反応により中性子を発生させる中性子ターゲットや、発生した中性子を減速させ、大強度かつ実験に適したエネルギーに変換するモデレーターなどの中性子ターゲットモデレータシステム、RCSから出射した陽子ビームをMLFに輸送するための3NBTの性能向上と安定的運転のためのR&Dおよび維持管理を行う。

中性子利用セクション

大強度中性子ビームを利用した、中性子実験装置群の研究開発と維持管理を行う。またそれらを用いた実験環境を国内外の研究者が利用するための支援を行うととにも、先導的利用研究を行う。

共通技術開発セクション

実験装置に必要なインフラや装置横断的に利用可能な共用の試料環境機器などの開発、整備、維持管理を行い、実験に必要な環境を利用者に提供する。

中性子基盤セクション

中性子実験装置に必要な中性子検出器や中性子ミラーなどの開発を行い、中性子実験装置群のさらなる高度化を実現する要素技術を提供する。

ミュオンセクション

大強度陽子ビームを用いてミュオンを発生させるミュオンターゲットや、発生したミュオンビームを装置に導く輸送系の開発と維持を行うと共に、大強度ミュオンビームを利用したミュオン実験装置群の研究開発と維持管理、およびそれを用いた実験環境を国内外の研究者が利用するための支援を行う。

組織図