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諮問・評価

MLFは国内外を問わず、学術分野の利用者だけでなく、産業界の利用者にも利用機会を提供しています。その運用にあたっては、課題採択の公平性やユーザーの利便性、運営の妥当性などを担保するために国内外の有識者をメンバーに加えた委員会による評価を行っています。

MLF施設利用委員会

中性子/ミュオン課題審査部会や中性子/ミュオン実験装置部会での決定事項について審議・承認を行う委員会です。共用法に基づく選定委員会と合同開催しています。

中性子/ミュオン課題審査部会

利用者から応募された実験課題は国内外の研究者によるピアレビューが行われます。中性子/ミュオン課題審査部会は、国内外の有識者をメンバーに加え、レビューの結果に基づく採択・不採択の選定および、適切なビーム利用時間の配分の決定を行います。中性子課題審査部会は、共用法に基づく利用研究課題審査委員会と合同開催しています。

中性子/ミュオン実験装置部会

新規の実験装置(ビームライン)の提案のレビューや実験装置運用開始後の評価を、外部有識者を含めたメンバーにより行なっています。中性子実験装置部会は、共用法に基づく専用施設審査委員会と合同開催しています。

国際アドバイザリ委員会(IAC)

J-PARC全体に関して、国際水準に照らして適切な運営を行うための提言を受けるために、国内外の有識者をメンバーとする委員会による評価を毎年行っています。

中性子アドバイザリー委員会(NAC)

中性子実験施設について、設備・装置の高度化・維持・管理及び利用者支援についての評価とともに、運営方針について提言を行う委員会です。

ミュオンアドバイザリー委員会(MAC)

ミュオン実験施設について、設備・装置の高度化・維持・管理及び利用者支援についての評価とともに、運営方針について提言を行う委員会です。

利用者協議会

J-PARCセンター長をはじめとする執行部と利用者を代表する方々がJ-PARC運営に関する意見を交換する会議です。

なお、KEK大学共同利用に基づく利用申請課題の審査については、KEK物質構造科学研究所中性子共同利用実験審査委員会およびKEK物質構造科学研究所ミュオン共同利用実験審査委員会で審査が行われます。 また、MLFを用いて実施する中性子利用実験課題のうち、JAEA職員が申請するJAEAプロジェクト課題は、MLFのスタッフによる先導的研究、新奇な測定法の開発、施設として進めるべき研究開発を実施しており、CROSS職員が申請するCROSS開発課題では、共用ビームラインの利用促進に資する研究開発を行っている。


委員会による報告書はこちら